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『 易 し い ギ ル ド 入 門 【3】』
~ ソフィニア支部 受付 ~
場所 :ソフィニア
PC :エンジュ シエル
NPC:ユークリッド 受付嬢 シダ
****************************************************************
「もうすぐソフィニアですよ。お客さん」
御者がそう言って間もなくすると、たえず馬車を揺らしていた衝撃が徐々に小さくなっていった。
砂利道から舗装された道路へ、ソフィニアの町並みへと入ったのだ。
「そのままギルド支部まで行ってくれ」
激しい揺れの中でずっと新聞に目を落としていたユ-クリッドは、頭痛がするのかこめかみを押さえながら顔を上げた。
窓を開け外の景色を眺めると、建物は整然と立ち並び、通りを歩く市民も身なりの整った者が多い。
文化レベルの違いというものだろうか。エンジュは50年程前にソフィニアに来たことがあった。
魔道機関などというものが発明される前だったたが町の様子は当時とあまり変わらない。
とにかく、魔術師とか学者とか研究者とかいう人間が多い町だった。
「何かあったのかしら?」
高く響く警笛と人々の異変に最初に気がついたのはシエルだった。
三人の耳に「包丁を持った男が・・・」「公園に・・・殺人犯か?」等といった単語が届く。
「どうやら、最近のソフィニアの治安は良くないみたいだね。白昼に連続殺人が起きてるらしいよ」
読み終わった新聞をたたみながら、ユ-クリッドは言った。表情は楽しげだった。
「俺達みたいな連中には逆に仕事が増えて都合が良いんだけどね」
「ぶっそうなのはや~よ」
可愛いシエルに怪我でもされたらたまらない。とばかりにエンジュは隣に座るシエルの肩を抱いた。
「どんな仕事にだって危険は付き物でしょう?」
シエルは抵抗こそしないが冷たい言葉を返す。
「そうそう。何より恐いのは退屈で代わり映えの無い平凡な毎日さ」
「じゃあ、向こうの人達はさぞかし楽しい人生を送ってるんでしょうよ」
建物の後ろから巨体な火柱が立つ。こんな町中で、いっそ清々しい程の殺傷効果のある魔法を誰かが使ったようだ。
「流石、魔術都市ソフィニア。派手な歓迎じゃないか」
三人がソフィニアの公園で起きた騒動を馬車の中から他人事として話している間にも、御者は慣れた動作で馬を操り町の中枢へ彼等を運んで行った。
* * * *
「ようこそ、冒険者ギルド ソフィニア支部へ。ご用件をどうぞ」
前髪をきっちりと横分けにしたオールド・ミス風の受付嬢は、眼鏡を装備し事務的な口調で述べた。
「新規でギルドに登録したいんだが…」
ユークリッドがそう言うと、受付嬢はその仮面のような顔に僅かだが笑みを浮かべる。
そうすると、三十路に見えた受付嬢が随分と若いことに気がつく。
「登録希望の方は?」
「私です」
「では、この用紙の必要項目に記入をしてください。文字は…書けますか?」
「えぇ」
シエルはペンを受け取ると、肩から流れてきた長い髪をかき上げて、神妙な面持ちで記入を始める。
更に、その様子を見守るユークリッドと、久しぶりに入った冒険者ギルドを物珍しげに眺めるエンジュに受付嬢は別の書類を用意して尋ねた。
「紹介者の方はどちらですか?」
「私。一応ギルドのハンターよ」
「では、カードの提示をお願いします」
その言葉に、エンジュは右手を前に出す。
その指には紅玉の嵌った指輪がきらめいていた。
“ギルドカード”は名の通り通常はカードの形を取る証明証だが、高レベルのハンターにはランクアップの際、特権としてハンターが望む形に作りかえることが出来た。
一瞬、受付嬢の瞳が驚いたように大きく開かれ、後ろを向いて声をかけた。
「悪いんだけど誰か照合用のペンを貸してくれないかしら」
「どうぞ」
事務室に居る男性職員が、受付嬢にペンを渡す。
狭い受付の窓から見えたその男性職員もまた、眼鏡に七三分けだった。
そのわずかな違和感に気がついたユークリッドが疑わしげに首をかしげた。
「では照合を行います」
ペンの上に飾られた透明な珠と、エンジュの指輪が同じ色に発光し、紙の上をペンが走った。
――― エンジュ・ドルチェ・アージェント
登録番号 XⅡE4863…ランク“B” ――
「間違いはありませんね?」
確認を行うために、内容を読み上げた受付嬢に「多分ね」答える。
「エンジュ……アージェント?」
背後で男の声と、分厚い本が落ちる音がした。
振り返ると、やはり眼鏡に七三分けの若い男が立っていた。
ユークリッドが「ソフィニアは今この髪型が流行なのか…?」と小さく唸る。
男もまた、ギルドの職員だった。
しかも、ピンととがった黒い耳を生やし、ふさふさの長い尻尾が垂れている――獣人だ。
「えーっと、どなた?」
獣人の知り合いなど、自分には殆どいないハズだった。
一人、とびきりの有名人を知らないわけでもないが、彼は間違っても自分を前にしてその尻尾を嬉しそうに振ることは無いだろう。
「エンジュ!随分久しぶりだね!大きくなって!」
「??」
肩に両手を置かれて揺すられても、一向に相手について思い出せない。
「ひさしぶり?」「大きくなって?」その言葉は、ここ何十年成長の兆しの見えない自分には不用な挨拶なはずだった。しかも相手は獣人だ。人間と同等、またははるかに寿命の短い彼らがエンジュと同じ歳月を生きられるわけが無い。
「シダ!なんて破廉恥な事してるんですか!!今週が“インテリ強化週間 お客様にクリーンなイメージを”なの忘れてるんですか!!」
「あー、だからそんな格好」
「支部長から首輪をつけられて鎖で繋がれてもいいの!?」
納得するユーウリッド。
更に受付嬢の物騒な言葉な言葉が続く。
「あー。それは困る!じゃ、とりあえず、そっちの彼女のカードが出来るまでお茶でもしないかな?」
獣人のギルド職員は、慌ててエンジュから手を放すとシエルに愛想笑いを向けた。
シエルはエンジュを伺うように見ている。
自分しだいという訳か……それから騒ぎに注目していた室内のハンターたちが、それに飽きるぐらいの時間考えて、やっとエンジュは相手を思い出すことが出来た。
「シダ…シダック・リーフネット?」
「良かった。ハーフエルフの記憶力を疑うところだったよ」
そう言って、大きく尻尾を振る彼は、やっぱりエンジュの知るシダック・リーフネットとは、少し違っていたのだけれど…。
* * * * *
「では、改めまして、シダック・リーフネットです」
シダと呼ばれた獣人ギルド職員が3人を案内したのは、ギルド支部の一角、休憩室だった。
そこはカフェを兼ねておりそれぞれの手元には紅茶と菓子が置かれている。
「シダックは私が人間の世界に出て最初に出会ったハーフエルフの友人よ。多分・・・」
「ハーフエルフって、年を取ると尻尾が出るのね」
エンジュの自信なさげな紹介に、シエルは真面目な顔で言った。
「いやぁ、実はとある遺跡を探検中にトラップの魔法にかかってしまってね。こんな姿になっちゃったんだ。古代の魔法だろう?誰もとき方を知らなくて。まぁ、僕は常々自分がエルフであることが嫌でたまらなかったからこのままだってちっとも構わないのだけれど」
笑いながら説明するシダの様子は確かに困っているようには見えない。
「ただ、肉を食べるようになったからかな。精霊の声がちっとも聞こえなくなってしまって――つまりは、魔法が使えなくなってしまって。今はこうしてギルドの職員をやっているんだ。そ-いえば、隣の彼は君の息子?」
「な、何言ってるのよ!ンなわけないでしょ!!」
早口で喋り続ける彼の言葉を聞き流しそうになりながら、エンジュは慌てて否定した。
隣ではユークリッドが紅茶を喉に詰まらせてむせている。
「この子は、ハルベルト・アージェントの孫よ」
エンジュはかつてエルフの縛られた生活から自分を解放してくれた叔父の名を久しぶりに声に出していった。
「あぁ、エンジュの初恋の相手の」
「アンタ耳だけでなく身体も炭のように黒くなりたいわけ?」
「照れてるんだね。子供だなぁ」
ほぇほぇとした表情で、エンジュを子供のように扱う七三分けの獣人、シダ。シエルとユークリッドは改めて、この男がエンジュよりも年を重ねたエルフであることを実感した。
「そうか、ユークリッド君だけ?君はお母さん似なんだね。ハルベルトとは俺も仕事をしたことがある。」
「そうですか」
「腰抜けだけど、剣の腕は滅法たって良い男だったよ」
「そりゃどーも……」
普段は愛想の良いユークリッドだが、今回はどこか無愛想に応える。
相手は野郎だったし、他にも気に入らない部分が少し…いや、かなりあった。
「そろそろ、カードも出来てる頃かな。いい仕事が何件か入ってるから、見て行ったらどうかな。引退したとはいえ先輩だから何かアドアイスが出来ると思うよ」
眼鏡をくいと持ち上げると、シダは席を立ってこちらを促した。
エンジュたちとしても、ここでこのお喋りなハーフエルフだか、獣人だか中途半端な男の相手をするつもりはさらさらなかったので同様に立ち上がった。
「どんなアドバスをくれるんだかねぇ」
彼が、かつて仲間内で“ジョーカー引きのシダック”などと呼ばれていたのを知っているのは幸いにもエンジュだけだった。
『 易 し い ギ ル ド 入 門 【3】』
~ ソフィニア支部 受付 ~
場所 :ソフィニア
PC :エンジュ シエル
NPC:ユークリッド 受付嬢 シダ
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「もうすぐソフィニアですよ。お客さん」
御者がそう言って間もなくすると、たえず馬車を揺らしていた衝撃が徐々に小さくなっていった。
砂利道から舗装された道路へ、ソフィニアの町並みへと入ったのだ。
「そのままギルド支部まで行ってくれ」
激しい揺れの中でずっと新聞に目を落としていたユ-クリッドは、頭痛がするのかこめかみを押さえながら顔を上げた。
窓を開け外の景色を眺めると、建物は整然と立ち並び、通りを歩く市民も身なりの整った者が多い。
文化レベルの違いというものだろうか。エンジュは50年程前にソフィニアに来たことがあった。
魔道機関などというものが発明される前だったたが町の様子は当時とあまり変わらない。
とにかく、魔術師とか学者とか研究者とかいう人間が多い町だった。
「何かあったのかしら?」
高く響く警笛と人々の異変に最初に気がついたのはシエルだった。
三人の耳に「包丁を持った男が・・・」「公園に・・・殺人犯か?」等といった単語が届く。
「どうやら、最近のソフィニアの治安は良くないみたいだね。白昼に連続殺人が起きてるらしいよ」
読み終わった新聞をたたみながら、ユ-クリッドは言った。表情は楽しげだった。
「俺達みたいな連中には逆に仕事が増えて都合が良いんだけどね」
「ぶっそうなのはや~よ」
可愛いシエルに怪我でもされたらたまらない。とばかりにエンジュは隣に座るシエルの肩を抱いた。
「どんな仕事にだって危険は付き物でしょう?」
シエルは抵抗こそしないが冷たい言葉を返す。
「そうそう。何より恐いのは退屈で代わり映えの無い平凡な毎日さ」
「じゃあ、向こうの人達はさぞかし楽しい人生を送ってるんでしょうよ」
建物の後ろから巨体な火柱が立つ。こんな町中で、いっそ清々しい程の殺傷効果のある魔法を誰かが使ったようだ。
「流石、魔術都市ソフィニア。派手な歓迎じゃないか」
三人がソフィニアの公園で起きた騒動を馬車の中から他人事として話している間にも、御者は慣れた動作で馬を操り町の中枢へ彼等を運んで行った。
* * * *
「ようこそ、冒険者ギルド ソフィニア支部へ。ご用件をどうぞ」
前髪をきっちりと横分けにしたオールド・ミス風の受付嬢は、眼鏡を装備し事務的な口調で述べた。
「新規でギルドに登録したいんだが…」
ユークリッドがそう言うと、受付嬢はその仮面のような顔に僅かだが笑みを浮かべる。
そうすると、三十路に見えた受付嬢が随分と若いことに気がつく。
「登録希望の方は?」
「私です」
「では、この用紙の必要項目に記入をしてください。文字は…書けますか?」
「えぇ」
シエルはペンを受け取ると、肩から流れてきた長い髪をかき上げて、神妙な面持ちで記入を始める。
更に、その様子を見守るユークリッドと、久しぶりに入った冒険者ギルドを物珍しげに眺めるエンジュに受付嬢は別の書類を用意して尋ねた。
「紹介者の方はどちらですか?」
「私。一応ギルドのハンターよ」
「では、カードの提示をお願いします」
その言葉に、エンジュは右手を前に出す。
その指には紅玉の嵌った指輪がきらめいていた。
“ギルドカード”は名の通り通常はカードの形を取る証明証だが、高レベルのハンターにはランクアップの際、特権としてハンターが望む形に作りかえることが出来た。
一瞬、受付嬢の瞳が驚いたように大きく開かれ、後ろを向いて声をかけた。
「悪いんだけど誰か照合用のペンを貸してくれないかしら」
「どうぞ」
事務室に居る男性職員が、受付嬢にペンを渡す。
狭い受付の窓から見えたその男性職員もまた、眼鏡に七三分けだった。
そのわずかな違和感に気がついたユークリッドが疑わしげに首をかしげた。
「では照合を行います」
ペンの上に飾られた透明な珠と、エンジュの指輪が同じ色に発光し、紙の上をペンが走った。
――― エンジュ・ドルチェ・アージェント
登録番号 XⅡE4863…ランク“B” ――
「間違いはありませんね?」
確認を行うために、内容を読み上げた受付嬢に「多分ね」答える。
「エンジュ……アージェント?」
背後で男の声と、分厚い本が落ちる音がした。
振り返ると、やはり眼鏡に七三分けの若い男が立っていた。
ユークリッドが「ソフィニアは今この髪型が流行なのか…?」と小さく唸る。
男もまた、ギルドの職員だった。
しかも、ピンととがった黒い耳を生やし、ふさふさの長い尻尾が垂れている――獣人だ。
「えーっと、どなた?」
獣人の知り合いなど、自分には殆どいないハズだった。
一人、とびきりの有名人を知らないわけでもないが、彼は間違っても自分を前にしてその尻尾を嬉しそうに振ることは無いだろう。
「エンジュ!随分久しぶりだね!大きくなって!」
「??」
肩に両手を置かれて揺すられても、一向に相手について思い出せない。
「ひさしぶり?」「大きくなって?」その言葉は、ここ何十年成長の兆しの見えない自分には不用な挨拶なはずだった。しかも相手は獣人だ。人間と同等、またははるかに寿命の短い彼らがエンジュと同じ歳月を生きられるわけが無い。
「シダ!なんて破廉恥な事してるんですか!!今週が“インテリ強化週間 お客様にクリーンなイメージを”なの忘れてるんですか!!」
「あー、だからそんな格好」
「支部長から首輪をつけられて鎖で繋がれてもいいの!?」
納得するユーウリッド。
更に受付嬢の物騒な言葉な言葉が続く。
「あー。それは困る!じゃ、とりあえず、そっちの彼女のカードが出来るまでお茶でもしないかな?」
獣人のギルド職員は、慌ててエンジュから手を放すとシエルに愛想笑いを向けた。
シエルはエンジュを伺うように見ている。
自分しだいという訳か……それから騒ぎに注目していた室内のハンターたちが、それに飽きるぐらいの時間考えて、やっとエンジュは相手を思い出すことが出来た。
「シダ…シダック・リーフネット?」
「良かった。ハーフエルフの記憶力を疑うところだったよ」
そう言って、大きく尻尾を振る彼は、やっぱりエンジュの知るシダック・リーフネットとは、少し違っていたのだけれど…。
* * * * *
「では、改めまして、シダック・リーフネットです」
シダと呼ばれた獣人ギルド職員が3人を案内したのは、ギルド支部の一角、休憩室だった。
そこはカフェを兼ねておりそれぞれの手元には紅茶と菓子が置かれている。
「シダックは私が人間の世界に出て最初に出会ったハーフエルフの友人よ。多分・・・」
「ハーフエルフって、年を取ると尻尾が出るのね」
エンジュの自信なさげな紹介に、シエルは真面目な顔で言った。
「いやぁ、実はとある遺跡を探検中にトラップの魔法にかかってしまってね。こんな姿になっちゃったんだ。古代の魔法だろう?誰もとき方を知らなくて。まぁ、僕は常々自分がエルフであることが嫌でたまらなかったからこのままだってちっとも構わないのだけれど」
笑いながら説明するシダの様子は確かに困っているようには見えない。
「ただ、肉を食べるようになったからかな。精霊の声がちっとも聞こえなくなってしまって――つまりは、魔法が使えなくなってしまって。今はこうしてギルドの職員をやっているんだ。そ-いえば、隣の彼は君の息子?」
「な、何言ってるのよ!ンなわけないでしょ!!」
早口で喋り続ける彼の言葉を聞き流しそうになりながら、エンジュは慌てて否定した。
隣ではユークリッドが紅茶を喉に詰まらせてむせている。
「この子は、ハルベルト・アージェントの孫よ」
エンジュはかつてエルフの縛られた生活から自分を解放してくれた叔父の名を久しぶりに声に出していった。
「あぁ、エンジュの初恋の相手の」
「アンタ耳だけでなく身体も炭のように黒くなりたいわけ?」
「照れてるんだね。子供だなぁ」
ほぇほぇとした表情で、エンジュを子供のように扱う七三分けの獣人、シダ。シエルとユークリッドは改めて、この男がエンジュよりも年を重ねたエルフであることを実感した。
「そうか、ユークリッド君だけ?君はお母さん似なんだね。ハルベルトとは俺も仕事をしたことがある。」
「そうですか」
「腰抜けだけど、剣の腕は滅法たって良い男だったよ」
「そりゃどーも……」
普段は愛想の良いユークリッドだが、今回はどこか無愛想に応える。
相手は野郎だったし、他にも気に入らない部分が少し…いや、かなりあった。
「そろそろ、カードも出来てる頃かな。いい仕事が何件か入ってるから、見て行ったらどうかな。引退したとはいえ先輩だから何かアドアイスが出来ると思うよ」
眼鏡をくいと持ち上げると、シダは席を立ってこちらを促した。
エンジュたちとしても、ここでこのお喋りなハーフエルフだか、獣人だか中途半端な男の相手をするつもりはさらさらなかったので同様に立ち上がった。
「どんなアドバスをくれるんだかねぇ」
彼が、かつて仲間内で“ジョーカー引きのシダック”などと呼ばれていたのを知っているのは幸いにもエンジュだけだった。
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