登場:クオド, ヒルデ
場所:ガルドゼンド国内
--------------------------------------------------------------------------
二人を取り囲んだ盗賊の頭領と思しき人物が大音声を上げたので、クオドは手綱を引
いて馬を静めなければならなかった。軽い馬用鎧をつけさせてはいるが、戦闘に慣れて
いない乗用馬だ。戦いの気迫に飲まれれば、動かなくなるか暴れだす。
周囲の賊たちが各々の武器を構えて一歩、前に出た。包囲の輪が狭まる。武装は様々
だが、騎手を馬から落とすための長柄武器を持っているものはいない。十一人。森の中
に数人いるとして、十五人前後だろう。二人で戦えない数ではないが、油断すれば危険
だ。
「お知り合いですか」
「まったく!」
クオドは鎖帷子の首元を直し、鞘に収めたままの片手半剣の鍔を逆手に握った。
横手から突進してきた男の斧を無理やり弾き、相手が体勢を崩す隙に馬首を巡らせる。
続く剣の攻撃を受け流しながら声を上げる。
「――人違いではありませんか」
「違わねぇ、そのォ女だ!
忘れたとは言わせねえぞ、ティグラハットとの国境でのことだ!」
クオドは「とりあえず突破しましょう」と囁いた。ラインヒルデが頷く。
馬の首筋を軽く叩いて、拍車を入れる。嘶きと共に走り出す。進路上でまだ若い賊が
悲鳴を上げた。立ちすくむ彼の横を何の妨害もなくすり抜け、呆気なく包囲から脱出し
振り返る。
ラインヒルデの騎馬は鮮やかな脚捌きで敵を翻弄し後に続いた。栗毛の馬が、兜の下
から少し得意げな視線を向けて来たのは気のせいか。
道の先には岩山。例の襲撃事件が起こったという場所まではまだ遠い。
「お、おい、手前ェら!
何してやがんだ、逃がすんじゃねえ!」
「すいませんお頭!」
賊は慌てて陣を展開し武器を構えたが、必要以上に遠巻きだった。
今度は本当に撥ね飛ばされるのを恐れたのか、単純に騎馬を相手にする不利を悟って
攻めあぐねているのか。
「逃げませんよ。あなたがたは、ここで旅人を襲いましたね?」
ラインヒルデが無言のままだったので、クオドが口を開いた。
証拠のようにひらりと下馬し、青い飾り帯で封じた片手半剣を盾代わりに構えてみせ
る。新しく借り受けた小剣はまだ抜かない。剥き出しの刃は人間を興奮させる。特に、
敵手の持つそれは。
「それがどうしたってんだ!」
頭領は一瞬の躊躇の後で怒声を張り上げた。
「……私はアプラウト家の騎士クオド・エラト・デモンストランダム。
レットシュタイン公の命により、この森に巣食う賊を排除しに参りました」
「……げ…」
敵集団はその一言にいくらか怯んだようだった。「本物かよ」と誰かが呟いた。
頭領は怒りか焦りか、それに近い激情に顔を歪ませた。息を詰まらせる一瞬で、彼は
戦うべきか退くべきかを迷ったに違いない。たった二人なら倒せる――しかし、次の追
手は二人では済まない。彼が「そうなれば逃げればいいだけだ」と結論付けたことは、
引きつりながらも不敵に笑おうとした表情から察せられた。
「貴族と手ェ組めばオレ達がビビるってか!? 甘いんだよ女ァ!」
「……そろそろ喋ってもいいか?」
「ご随意に、お嬢様」
「その呼び方はやめろ。
何か、こう、昨日あたりの悪いものを思い出す」
ラインヒルデは堅い声で答えた。
クオドは彼女の言葉の意味を汲んで「ごめんなさい」と苦笑した。
戦乙女はばさりと外套を翻し、剣を抜いた。波打つ刃はきららかに陽光を反射する。
馬上ですっくと背筋を伸ばした彼女の姿は言葉を失うほどの威圧を感じさせた。
「思い出したぞ。確かに、お前らのような輩には前にも会ったことがある。
彼らを打ち倒したことも認めよう。人間の引いた国境線の、すぐ近くでのことだった」
「なっ……やっぱり手前ェか!」
「仇討ちならば掛かって来い。ただし、覚悟を持ってだ」
「ざけんじゃねえ!!」
頭領が怒声を上げた。その声に背を押され、盗賊たちが動き出す。
ラインヒルデは眼前に剣を掲げた。その横顔がわずかに微笑んで見えたのは錯覚に違
いない。軽い眩暈。クオドは剣の柄を握って目を細めた。“多勢に無勢ね”、頭の奥で
声が聞こえる。“悪魔が一緒に来るなんて言わなければ、砦の兵隊を使えたのに”。
「…………」
耳元で心臓が鳴っている。
幻聴を振り切るより早く戦闘は再開し、終結まで、さしてかからなかった。
足元には斬り倒された死体がいくつも転がっている。その数は十人分で、森の中には
更に二人が倒れている。戦闘に参加せず様子を窺い、逃げた者もいるかも知れないが、
これだけの被害を被って、再び集団を立て直すことは困難だ。すぐに他の土地へ移るだ
ろう。
唯一、無事と言える生き残りは、残念ながら頭領格の禿頭の男ではなかった。ほとん
ど血溜まりと化した地面に座り込み呆然としているのは、集団の中では比較的若く朴訥
そうな男だった。賊の顔つきはしていない。怯えきって顔を蒼白にし、がたがた震えて
いる――頭領の突撃命令に、最も躊躇い、出足が遅れたのが彼だった。
従った者は死んだか、立ち上がれない怪我に倒れている。
クオドは血脂で曇った小剣の刃を見下ろし、ため息をついた。当たり前のことながら、
気分のよい仕事ではなかった。鉄靴で、生き残りの男に歩み寄る。
「……これ以上の抵抗をしないなら、私たちもあなたに危害を加えません」
男はがくがくと頷いた。断るわけがないということはわかりきっていた。
ラインヒルデは戦いが終わると、冷めた目で周囲を見渡していた。彼女は返り血こそ
浴びていたが、自身は掠り傷すら負っていないように見える。クオドは兜を外し、投げ
捨てた。肘を曲げると打撲が鈍く痛んだ。さすがに無理な人数差だったか。体のあちこ
ちに違和感がある。
がしゃんという音に、男は「ひっ」と小さく悲鳴を上げる。
「他に仲間はいますか」
「い……いない。お頭が、全員出ろって……仇討ちだって……」
「そうですか」
彼はあまり事情を知らないかも知れない――いや、ただの賊に裏はないだろう。何か
しらの陰謀に関わっている者は、もっと慎重に動くものだから。国境での出来事にして
もラインヒルデから話を聞けばいいだけだ。
「今は戦時です。多少の略奪でしたら見逃されたかも知れません。
しかし死人が出た以上――」
「や、やってない! 俺は殺しなんて一度も!
だって、抵抗する奴なんて滅多にいない。身包み剥いで、それでお仕舞いだ……」
男は弾かれたように顔を上げた。顔は怯えだけに塗りつぶされている。
クオドは眉を顰めた。
「少なくとも一件はあったはずですよ。
開戦の数日前、馬に乗った旅人を襲ったでしょう」
「違う!」
男は声を絞り出した。激しく首を横に振る。
「ち…違う。あれは俺たちじゃない」
彼は必死の形相で訴えた。クオドはラインヒルデを横目にした。彼女は周囲に他の者
の気配はないことを確認したのか、騎馬のまま寄ってきた。クオドの乗用馬がその横に
並んでいる。戦いに巻き込まれないよう遠ざけたはずだったが。
「あれは……あれは違うんだ。本当だ!
あのとき俺は死体から金を盗んだだけで……」
「どうした?」
ラインヒルデが尋ねた。クオドは無言で男に先の言葉を促した。
男は「女だ」と震える声で言った。
「女がやったんだ。あの貴族の後から黒い軍馬の女が通って、峠が騒がしくなって……
静かになってから行ってみたら、死体がごろごろ転がってたんだ。本当だ!
俺たちは護衛つきの貴族なんか襲わねえよ!
あんたらに手ェ出したのだって、お頭が言うから仕方無く……!」
「後で続きを聞かせてください。
あの、お嬢……ええと」
「まだその茶番を続けるのか?」
クオドは迷ったが、「そうですね」と答えた。
略称だけで彼女の正体を特定できる者がここにいるとは思えない。先ほどの戦いぶり
にしても――幸い、彼女は名宣を上げなかったし、明らかに人間には不可能なことをし
たりもしなかったので、大丈夫だろう。たぶん。
「ヒルデさん、申し訳ありませんが、領主館まで人を呼びに行っていただけませんか。
動けない状態の人も多いですし、死体を片付けなければいけませんから」
「お前は?」
「済んだらすぐに戻ります。
危険なことはもうないでしょうから、ゆっくりして待っていてください。
一晩しか休んでいないのにこんなことに着き合わせてしまってごめんなさい」
お手伝いいただきありがとうございました、と頭を下げると、ラインヒルデは複雑な
表情で小さく頷いた。
---------------------------------------------------------------------
以下は時系列順の出来事。
間違ってたらごめんなさい。
・ヒュッテ砦で小競り合い
↓40日強
・クオドがレットシュタインを出発する
↓10日前後(「・ヒルデが国境付近で盗賊団を壊滅させる」がこの間?)
・レットシュタインを決起軍の使者が訪れる
・ヒルデがヒュッテ砦の見張り開始
↓3日
・クオドがヒュッテ砦に到着する
↓3日
・ヒルデがヒュッテ砦に潜入する
・ヒュッテ砦が陥落する
↓数日
・ガルドゼンド王国軍、王都を出撃
↓10~15日くらい
・クオドとヒルデがレットシュタインに到着、盗賊退治
・アナウア砦陥落
場所:ガルドゼンド国内
--------------------------------------------------------------------------
二人を取り囲んだ盗賊の頭領と思しき人物が大音声を上げたので、クオドは手綱を引
いて馬を静めなければならなかった。軽い馬用鎧をつけさせてはいるが、戦闘に慣れて
いない乗用馬だ。戦いの気迫に飲まれれば、動かなくなるか暴れだす。
周囲の賊たちが各々の武器を構えて一歩、前に出た。包囲の輪が狭まる。武装は様々
だが、騎手を馬から落とすための長柄武器を持っているものはいない。十一人。森の中
に数人いるとして、十五人前後だろう。二人で戦えない数ではないが、油断すれば危険
だ。
「お知り合いですか」
「まったく!」
クオドは鎖帷子の首元を直し、鞘に収めたままの片手半剣の鍔を逆手に握った。
横手から突進してきた男の斧を無理やり弾き、相手が体勢を崩す隙に馬首を巡らせる。
続く剣の攻撃を受け流しながら声を上げる。
「――人違いではありませんか」
「違わねぇ、そのォ女だ!
忘れたとは言わせねえぞ、ティグラハットとの国境でのことだ!」
クオドは「とりあえず突破しましょう」と囁いた。ラインヒルデが頷く。
馬の首筋を軽く叩いて、拍車を入れる。嘶きと共に走り出す。進路上でまだ若い賊が
悲鳴を上げた。立ちすくむ彼の横を何の妨害もなくすり抜け、呆気なく包囲から脱出し
振り返る。
ラインヒルデの騎馬は鮮やかな脚捌きで敵を翻弄し後に続いた。栗毛の馬が、兜の下
から少し得意げな視線を向けて来たのは気のせいか。
道の先には岩山。例の襲撃事件が起こったという場所まではまだ遠い。
「お、おい、手前ェら!
何してやがんだ、逃がすんじゃねえ!」
「すいませんお頭!」
賊は慌てて陣を展開し武器を構えたが、必要以上に遠巻きだった。
今度は本当に撥ね飛ばされるのを恐れたのか、単純に騎馬を相手にする不利を悟って
攻めあぐねているのか。
「逃げませんよ。あなたがたは、ここで旅人を襲いましたね?」
ラインヒルデが無言のままだったので、クオドが口を開いた。
証拠のようにひらりと下馬し、青い飾り帯で封じた片手半剣を盾代わりに構えてみせ
る。新しく借り受けた小剣はまだ抜かない。剥き出しの刃は人間を興奮させる。特に、
敵手の持つそれは。
「それがどうしたってんだ!」
頭領は一瞬の躊躇の後で怒声を張り上げた。
「……私はアプラウト家の騎士クオド・エラト・デモンストランダム。
レットシュタイン公の命により、この森に巣食う賊を排除しに参りました」
「……げ…」
敵集団はその一言にいくらか怯んだようだった。「本物かよ」と誰かが呟いた。
頭領は怒りか焦りか、それに近い激情に顔を歪ませた。息を詰まらせる一瞬で、彼は
戦うべきか退くべきかを迷ったに違いない。たった二人なら倒せる――しかし、次の追
手は二人では済まない。彼が「そうなれば逃げればいいだけだ」と結論付けたことは、
引きつりながらも不敵に笑おうとした表情から察せられた。
「貴族と手ェ組めばオレ達がビビるってか!? 甘いんだよ女ァ!」
「……そろそろ喋ってもいいか?」
「ご随意に、お嬢様」
「その呼び方はやめろ。
何か、こう、昨日あたりの悪いものを思い出す」
ラインヒルデは堅い声で答えた。
クオドは彼女の言葉の意味を汲んで「ごめんなさい」と苦笑した。
戦乙女はばさりと外套を翻し、剣を抜いた。波打つ刃はきららかに陽光を反射する。
馬上ですっくと背筋を伸ばした彼女の姿は言葉を失うほどの威圧を感じさせた。
「思い出したぞ。確かに、お前らのような輩には前にも会ったことがある。
彼らを打ち倒したことも認めよう。人間の引いた国境線の、すぐ近くでのことだった」
「なっ……やっぱり手前ェか!」
「仇討ちならば掛かって来い。ただし、覚悟を持ってだ」
「ざけんじゃねえ!!」
頭領が怒声を上げた。その声に背を押され、盗賊たちが動き出す。
ラインヒルデは眼前に剣を掲げた。その横顔がわずかに微笑んで見えたのは錯覚に違
いない。軽い眩暈。クオドは剣の柄を握って目を細めた。“多勢に無勢ね”、頭の奥で
声が聞こえる。“悪魔が一緒に来るなんて言わなければ、砦の兵隊を使えたのに”。
「…………」
耳元で心臓が鳴っている。
幻聴を振り切るより早く戦闘は再開し、終結まで、さしてかからなかった。
足元には斬り倒された死体がいくつも転がっている。その数は十人分で、森の中には
更に二人が倒れている。戦闘に参加せず様子を窺い、逃げた者もいるかも知れないが、
これだけの被害を被って、再び集団を立て直すことは困難だ。すぐに他の土地へ移るだ
ろう。
唯一、無事と言える生き残りは、残念ながら頭領格の禿頭の男ではなかった。ほとん
ど血溜まりと化した地面に座り込み呆然としているのは、集団の中では比較的若く朴訥
そうな男だった。賊の顔つきはしていない。怯えきって顔を蒼白にし、がたがた震えて
いる――頭領の突撃命令に、最も躊躇い、出足が遅れたのが彼だった。
従った者は死んだか、立ち上がれない怪我に倒れている。
クオドは血脂で曇った小剣の刃を見下ろし、ため息をついた。当たり前のことながら、
気分のよい仕事ではなかった。鉄靴で、生き残りの男に歩み寄る。
「……これ以上の抵抗をしないなら、私たちもあなたに危害を加えません」
男はがくがくと頷いた。断るわけがないということはわかりきっていた。
ラインヒルデは戦いが終わると、冷めた目で周囲を見渡していた。彼女は返り血こそ
浴びていたが、自身は掠り傷すら負っていないように見える。クオドは兜を外し、投げ
捨てた。肘を曲げると打撲が鈍く痛んだ。さすがに無理な人数差だったか。体のあちこ
ちに違和感がある。
がしゃんという音に、男は「ひっ」と小さく悲鳴を上げる。
「他に仲間はいますか」
「い……いない。お頭が、全員出ろって……仇討ちだって……」
「そうですか」
彼はあまり事情を知らないかも知れない――いや、ただの賊に裏はないだろう。何か
しらの陰謀に関わっている者は、もっと慎重に動くものだから。国境での出来事にして
もラインヒルデから話を聞けばいいだけだ。
「今は戦時です。多少の略奪でしたら見逃されたかも知れません。
しかし死人が出た以上――」
「や、やってない! 俺は殺しなんて一度も!
だって、抵抗する奴なんて滅多にいない。身包み剥いで、それでお仕舞いだ……」
男は弾かれたように顔を上げた。顔は怯えだけに塗りつぶされている。
クオドは眉を顰めた。
「少なくとも一件はあったはずですよ。
開戦の数日前、馬に乗った旅人を襲ったでしょう」
「違う!」
男は声を絞り出した。激しく首を横に振る。
「ち…違う。あれは俺たちじゃない」
彼は必死の形相で訴えた。クオドはラインヒルデを横目にした。彼女は周囲に他の者
の気配はないことを確認したのか、騎馬のまま寄ってきた。クオドの乗用馬がその横に
並んでいる。戦いに巻き込まれないよう遠ざけたはずだったが。
「あれは……あれは違うんだ。本当だ!
あのとき俺は死体から金を盗んだだけで……」
「どうした?」
ラインヒルデが尋ねた。クオドは無言で男に先の言葉を促した。
男は「女だ」と震える声で言った。
「女がやったんだ。あの貴族の後から黒い軍馬の女が通って、峠が騒がしくなって……
静かになってから行ってみたら、死体がごろごろ転がってたんだ。本当だ!
俺たちは護衛つきの貴族なんか襲わねえよ!
あんたらに手ェ出したのだって、お頭が言うから仕方無く……!」
「後で続きを聞かせてください。
あの、お嬢……ええと」
「まだその茶番を続けるのか?」
クオドは迷ったが、「そうですね」と答えた。
略称だけで彼女の正体を特定できる者がここにいるとは思えない。先ほどの戦いぶり
にしても――幸い、彼女は名宣を上げなかったし、明らかに人間には不可能なことをし
たりもしなかったので、大丈夫だろう。たぶん。
「ヒルデさん、申し訳ありませんが、領主館まで人を呼びに行っていただけませんか。
動けない状態の人も多いですし、死体を片付けなければいけませんから」
「お前は?」
「済んだらすぐに戻ります。
危険なことはもうないでしょうから、ゆっくりして待っていてください。
一晩しか休んでいないのにこんなことに着き合わせてしまってごめんなさい」
お手伝いいただきありがとうございました、と頭を下げると、ラインヒルデは複雑な
表情で小さく頷いた。
---------------------------------------------------------------------
以下は時系列順の出来事。
間違ってたらごめんなさい。
・ヒュッテ砦で小競り合い
↓40日強
・クオドがレットシュタインを出発する
↓10日前後(「・ヒルデが国境付近で盗賊団を壊滅させる」がこの間?)
・レットシュタインを決起軍の使者が訪れる
・ヒルデがヒュッテ砦の見張り開始
↓3日
・クオドがヒュッテ砦に到着する
↓3日
・ヒルデがヒュッテ砦に潜入する
・ヒュッテ砦が陥落する
↓数日
・ガルドゼンド王国軍、王都を出撃
↓10~15日くらい
・クオドとヒルデがレットシュタインに到着、盗賊退治
・アナウア砦陥落
PR
トラックバック
トラックバックURL: